開発ストーリーPRODUCT STORY
自分たちが好きなブランドをつくりたい
ノーブランドのメーカーとして帽子などさまざまな服飾雑貨を企画・開発し、有名アパレルメーカーに提供してきたヒデトレーディング。
メーカーとして20年以上の経験から、良いモノをつくる自信はある。ただ、できる限りお得な価格で消費者に提供したい。
しかし、原材料の高騰や外国為替の変動に一喜一憂する日々。このままでは「低価格イコール粗悪品」になる、との危機感が芽生える。高品質の商品をつくりながら、納得の価格でユーザーに提供するには、オリジナルブランドが必要だ。
「自社ブランドをつくろう」
2017年。そんなスタッフたちの想いが重なり『Schlaf(シュラフ)』が誕生した。
ブランドは「アウトドア系」。すぐに方向性は決まった。なぜなら、ヒデトレーディングは、社長の鈴木哲也をはじめとして、アウトドア好きばかり。自分たちが好きなモノをつくり、好きなモノを使いたい。理由はシンプルだった。
アウトドア系のブランド立ち上げで、一番大切にしたのが、ファッション性の高さだ。ヒデトレーディングは、ファッションを売りにするメーカー。だから、山登りにしか使えないような無骨なデザインのバッグにはしたくない。おしゃれで街でも気軽に楽しめる商品にしたい。
最先端のファッションでありながらも、ちょっとした登山などのアウトドアにも対応できる商品。企画が立ち上がると、スタッフみんなの動きは早かった。商品の企画・開発から生産までを一貫して行っているのは、ヒデトレーディングの強み。わずか数ヶ月後には、商品が誕生していた。
Schlafはカッコ良さを追求した。ファッション性だけでなく、ちょっとした山登りにも対応できるよう、バッグの生地にもこだわった。
おしゃれ好きのヒデトレーディングの社員も満足する出来栄え。スタッフ自ら商品を手に取り、山へ、街へ向かう。
「自分たちでも経験しよう。体験を通じて、新しい道を切り開こう」
そんな合言葉を胸に、今日も社員自ら、Schlafのアイテムを身に着けて出かける。
そんな大人の遊びの中から今も、新しい商品が生まれ続けている。